「乳がんと診断されたとき」講演会開催報告

狛江市民協働事業 乳がん講演会「乳がんと診断された時」開催報告

10月31日(日)狛江市市民協働事業
参加者:82名(会場41名、オンライン41名)‼️
講師: むらさき乳腺クリニック五反田院長池田紫先生、三上みく、慶樹ご夫妻
狛江市・狛江市乳がん患者会主催乳がん講演会
『乳がんと診断されたとき』を開催致しました。

まず、辻村ともこ顧問挨拶では、自身の乳がん体験の中で命を救うきっかけとなった成城木下病院・昭和医大・むらさき乳腺クリニック五反田院長池田紫先生との出会いや、早期発見・早期治療の大切さや、様々な治療法を知り、選択することの大切さについての挨拶。

その後、三上みく、慶樹ご夫妻の「ある日突然妻が乳がんと診断された時」では、当事者として、そして支えるパートナーの当時の心境を、包み隠さずオープンな視点でお話をさせていただきました。

第二部池田紫先生の講演会では、乳がんの基礎知識や最近の傾向、最新の治療情報などについて講義があり、会場だけでなくオンライン視聴者からも多くの質問が寄せられました。司会を務めてくださったコマラジパーソナリティーの権田さんの明るくそして的確な司会進行により、参加者皆さんがリラックスした雰囲気の中でセミナーを聞く事ができました。

今や乳がんは、日本人の女性の9人に1人がかかる病気となりました。他人事ではありません。早期発見・早期治療のため狛江市では10,000円の無料クーポンを年2回30歳以上の狛江市民全女性に配布しています。しかし、仕事が忙しいということや、マンモグラフィーへの嫌悪感などにより、検診受診率はなんと10%未満です‼️狛江市内の女性の100人のうち9人しか受診していないことになります。気づいたときには乳がんが進行しているということがないよう、ぜひ定期的な検診を受けていただきたいと思います。

カモミール代表三上みく・慶樹さんご夫妻 夫婦二人三脚で乗り越えた体験談

昭和医大・むらさき乳腺クリニック五反田院長池田紫先生のセッション

今回、狛江市職員の皆様、多くの狛江市乳がん患者会のスタッフの皆様にお世話になりました。

photo by misaki hanazuka